Soulmate

愛犬と過ごす日々の暮らし

レオがいたから(心の友)

レオが来るまで我が家では、猫とハムスターとウサギと飼った事がありました。

猫以外は次女が飼いたいと言ったからです。しかし飽きっぽい性格なのか世話をするのは、最初だけでなかなか続きませんでした。

我が家にレオがやって来たのは、その次女が高校3年生になったばかりの春でした。

 

中学からクラブ活動でバレーボール部に所属し学生時代を、バレーボール一筋に打ち込んで過ごしたと言っても過言ではありません

進学や就職活動の為、夏休みからクラブ活動は終了して、大好きなバレーボールが出来なった。朝早くから、夕方遅くまでバレーボールだけをしていたのに何もする事がなくなって、心にポッカリ穴が開いてしまった事でしょう。

そんな次女の心に、レオは寄り添いました。夏休みの毎日を、1人と1匹で過ごしていたした。次女は末っ子でしたから、弟のように可愛がり、レオにとっても1番遊んでほしい時期を毎日一緒に過ごしてもらえて、お互い側にいるべき存在になった事でしょう。

この夏休みに、次女が愛情を持って厳しく接して、ある程度レオの躾が出来あがっていきました。そして、あんなにお世話が続かなかった次女がお嫁に行くまで、毎日散歩に連れて行きました。

 

次女とレオの散歩事件は、2つあります。

1つは、レオと散歩に行った次女が泣きながら1人で帰って来ました。

「レオが居なくなった」と言うのです。散歩中にレオが暴走して何処に行ったのです。あわててみんなで居なくなった場所の付近を探し回っていたら、レオは「何事!」といったあっけらかんの表情で草むら中から現れました。ホッとしたのと、暴走した事への怒りとでレオはこっぴどく叱られました。

 

もう1つは、レオが散歩中に近くの川に落ちてしまった事です。

まだ次女以外は、仕事から帰宅していなくて私と主人の携帯電話に次女から「レオが、川に落ちた」とかかってきました。

さすがに焦りました。大きな川で簡単には下まで降りていけない場所だったから主人が、車を飛ばして駆けつけた時には、次女が必死で助けて河川敷に上げていました。どんな風に落ちたのか、そしてどんな気持ち助けたのかは次女のみぞ知るです。

今でこそ笑い話で済みますがその時の次女の心境は、不安と勇気との戦いだったと思います。次女にとってレオがいたからは自分以外の誰か(レオ)の為に何かをしてあげたいと心から思えるようになった事かもしれないと感じます。

 

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