Soulmate

愛犬と過ごす日々の暮らし

またいつか犬を飼えたら

レオが亡くなって1年間は、また犬を飼おうかなんて考える事はなかった。亡くしてしまった時に、また悲しい思いをしてしまうし、やはりレオが良くてその代わりなどいないと思っていたからです。

ソウルメイトで、レオの生まれ変わりに会えたとしてもレオの姿形ではないだろう
「私はレオに逢いたいんだ。他の犬ではダメなんだ」とずっと思っていました。

レオと散歩をしていた頃は、ご近所さんにもラブラドールを飼っていらっしゃる家が3件ありました。よく散歩道で会い、話をしていました。3匹とも同じ位の年齢でしたからレオが亡くなった時には、もうすでに旅立ってしまってました。それから不思議なことに、1年以上ラブラドールを間近で見る機会はありませんでした。

1年3カ月を過ぎた年末の朝に、外に出ていた主人が「ラブラドールが散歩をしていたよ。一瞬レオかと思った」と言ったのです。「エッ!私も見たかったな」と言い「今度見たらすぐに知らせるよ」と主人が言ってくれました。楽しみに待っていましたが、なかなか会えませんでした。ご近所さんじゃなかったのかなと思い半ば諦めていました。

それから1カ月くらい経った日の夕方、私が家の外に出てた時にやっと会えました。イエローのラブラドールで年齢は1歳位でしょうか、じっと懐かしそうに見ていた私に気付き飼い主さんが、寄って来て下さいました。ラブラドールも嬉しそうに尻尾を振り、私とじゃれあってくれて、思わず頭と顔を撫で回しました。もう一度レオに逢えたら、そうしたいと願っていた事が出来ました。
「犬は好きですか?」と飼い主さんが尋ねられて、「はい!1年前までラブラドールを飼っていましたが亡くなりました。」と答えました。
「そうですか、ご近所にラブラドールが居たのは知りませんでした。私は初めてラブラドールを飼いましたが、たくさん食べるのでビックリしています」と言われました。「そうですね。食いしん坊ですからね」と笑ってしまいました。
たまたま帰宅した主人が、それを見てレオと私が居た光景を思い出し、涙が出たらしいです。それから何回か、そのラブラドールが散歩している姿を見るようになりました。

「いいな犬がいるって、温かかったな犬が体は、もう一度犬を飼ってみたいな」と考え始めました。保護犬のサイトをよく見るようになり、ペットショップにも足を運んだりしましが、出来る事ならレオの時みたいに、偶然出会うなんて運命的な方が良いなと思ったりして(そんなに都合よくいかないですよね)

レオを忘れてしまう訳ではないけど、1匹だけどこの手で救える命があったり、守れる命があるという事は素晴らしいと思う。その犬だけでは無く、私達にもたくさん幸せな気持ちを与えてくれるから
またいつか出会えて犬を飼えたら、レオと変わらぬくらいの愛情を注いで、レオの時に学んだ知識を活かして一緒に生きていきたいです。

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