Soulmate

愛犬と過ごす日々の暮らし

レオの記憶と記録

レオの一周忌を、去年の9月17日に終えた週末の22日に、去年と同じように台風がやって来た。
私もレオが亡くなった日と同じように、めまいと食欲不振で体調を崩してしまった。一種の乗物酔い状態です。台風による気圧の変化を耳の三半規管が感じ取って、そのような状態になると後日に行った耳鼻科で言われた。

22日は、1年前のレオが亡くなった日に病院でもらった薬が残っていたので、飲んでじっとしていたら台風が過ぎ去った午後には、落ち着き点滴を打つまでしなくて良かった。だけど反対にもっと早く自分の身体が台風でこんな風になる事を知っていたなら、レオが亡くなる日も酔い止め薬を飲んで対処できてレオにお留守番させるはめにはならなかった。
頭の中に残っている記憶が、フィールドバックしてしまった。だからといって家に居たとしても、レオの最期を見届ける時に冷静でいれたかどうかは疑問です。

去年は台風が22日と29日に続けて来た事により、私の具合も2週続けて悪くなってしまった。
そのせいかどうかは分からないが、それからめまい恐怖症になってしまい、何かにつけてふらつく事が多くなった。
そのふらつきを治すために、耳鼻科以外の病院に行き薬を出してもらう。薬ばかり飲むので、胃が荒れたと勘違いして胃薬を追加する。結果的に薬の量が多くなり、肝機能の数値を上げて疲れやすい身体になってしまった。胃カメラや腹部エコー等の検査をしても異常はなく、半年経った現在、それが全てストレスによる自律神経からきている症状だと気づいた次第です。
何がストレスかと言うと、ハッキリとはしないのです。
最初は寝ようとするとめまいがおきそうな気がして、ぐっすり眠れない。脳が休んでいない状態で、自律神経がおかしくなった。
耳鼻科に出しもらった薬を飲むとめまいは治るのに、何故かその恐怖心が取り払えなかった。現に肝機能を元に戻す為、今は薬を飲んでいないがめまいはおきない。それが分からなかった。不思議に思う。

それと1年前を思い出してしまった。どこかでまたレオにすまないと感じてしまっている。レオの事が原因ならば、娘達は犬を飼えば良くなるのではないかと言う。でも自分の身体が弱くなってて、毎日世話をする事が出来るのだろうかと不安になる。飼ってしまった新しいペットが可哀想ではないだろうかと思ってしまう。

このブログを始めたのも、頭の中のレオとの思い出の記憶を整理して、記録として忘れないように残しておきたかった。月日が経てば、レオがいたことは覚えているが、思い出はやはり忘れていってしまう。それも悲しいことだと、1年経ってそう感じてしまったのだろう。

ちょっとした事で、こんなにも人間を弱くしてしまって、まだ元に戻れず格闘しています。前の私なら気にしないで、気力で治すと思っていただろう。

このブログを始めて、夢中になり心が落ちつきます。 書きながら思い出して泣いてしまう時も、少なくありません。
やっぱり私にとってレオは、とても好きで大事な存在でした。レオの匂いも温もりもだんだん忘れていってしまう。どんなに記憶していてもそれは消えていってしまいます。

これから先、何年経ってもブログとしての記録を見たら少しでも鮮明に思い出せたらと願っています。