Soulmate

愛犬と過ごす日々の暮らし

レオの誕生日

本日、3月10日はレオの誕生日です。
今から14年前に、この世に産まれました。
人間の赤ちゃんと同じように、これからの人生がどうなるのか分からないまま、何も考えてなかったのでしょう。ただ食べて、寝て、生きていく事しか必要なかった。

誕生日は、その人がこの世に生を受けた日で、"生まれてきてくれてありがとう"という感謝をこめて、たった1年に1度の日だから、やはり忘れる事なくお祝いをしようというのが我が家のルールです。

だからレオが我が家に来てから3月10日は、特別な日になり、毎年子供達と同じように、お祝いをして過ごしてきました。

最初は何事という顔で、不思議がっていましたが、4人と1匹家族で年に5回のお祝い日を、だんだん理解してきてハッピーバースデーの歌を歌うと、楽しい事がおきると覚えたのか、興奮状態で尻尾を振りながら吠えるようになりました。

次女が生クリームを好きで、自分が食べる時にレオにも少し舐めさせていたからか、レオも生クリームが大好物でした。
そのせいで超がつくほどの肥満の大型犬になってしまいましたが、これは今でも反省と後悔です(笑笑)

レオにとって誕生日=ケーキなのです。ケーキとアイスの言葉は、早くから覚えて私達が一言言おうものなら、食べれると思い、ずっと横を離れませかんでした。
だから我が家で禁句の言葉になってしまいました。

1歳からはじまり、12歳の誕生日を欠かす事なく祝いました。
12歳の誕生日は、とても暖かい日で外でバーベキューをしてお祝いしました。
レオには、春の日差しがもう暑くて「ハッ!ハッ!」と息を切らしてきたので、急きょ扇風機を出したのを覚えています。

「来年もまたバーベキューにしようね」と言ったような気がします。その来年は、来ませんでした。
もう2度とレオの誕生日をお祝いしてあげる事は出来なくなりましたが、我が家ではこの日をレオの日と名付けて、13歳になったであろう去年の3月10日に家族全員で、バーベキューをしました。
もちろんレオの大好きなケーキも用意しました。仏前にお肉とケーキを供えて「おめでとう」と手を合わました。

亡くなってしまったら、命日だけが重視されて、誕生日は忘れていきます。
現に亡くなった方の歳を数えてはいけないとさえ言われます。
例え亡くなったとしても、誕生日は誕生日ですよね。 お祝いしたらダメではないと思います。

今日は、あいにくの雨でバーベキューは
出来ませんが、ささやかなながら14回目になったであろう誕生日をお祝いします。