梅雨になったと思ったら、九州は夏日並みの暑さがやって来た。
マックスの散歩も暑くなるとアスファルトの路面温度も上がって、肉球をやけどしないかとか心配になります。
朝は明るくなるのが早いから、まだ日が上がる前に散歩に行けば良いのですが、夕方は日が落ちるまで暑さは変わらない
日陰を選んで散歩をしても長い時間は連れて行けないです。
大型犬だから散歩は必要不可欠です。
こんな時はマックスが自由に遊べる広い庭が欲しいです。今更、叶わない話ですが
我が家には庭はなくウッドデッキがあるだけです。
マックスが3日間、夜中にご飯を吐いてしまいます。
仔犬の時に同じように明け方胃液を吐く日が続きました。
獣医さんに相談したら、原因は犬ガムだと言われました。消化しようと胃液をたくさん出すからと言われ、硬い消化の悪いおやつ類は与えてないよう注意されていました。
それから硬いおやつは食べさせてなかった。フードもある程度ふやかして食べさせていました。
だけどこの頃、一番奥の歯石が気になり硬いものを噛ませないからなのかなと思うようになりました。
もう成犬になったのだから、硬い歯磨きガムを食べさせても大丈夫だろうと思ってしまい与えてみたのです。
案の定この始末です。
後悔しました。やはり胃が弱い子は、ずっと弱いのだなと実感しました。
レオはなんともなかったから与えても大丈夫と勘違いをしたのです。
今日から良くなるまで、ササミを湯がいたスープで、半分の量のドックフードを液状になるまでふやかして食べさせています。
お腹が空いてしまうよね。ゴメンねマックス!
全部私の責任です。
マックスは喜んで噛むのですが、結局胃の負担になるのですね。
平衡失調になった時、いちばんの問題はマックスの散歩でした。
11月半ばから症状がひどくなりました。年末で主人も仕事が忙しく残業の毎日でしたから、マックスの散歩は私が行くしかなかったのです。
マックスは年齢的に力が有り余っている頃で、平衡失調でふらつく足では大型犬に引きずられ状態で大変でした。
マックスを訓練校に預ける事や、最悪手放す事も考えました。
最初は本当にトイレに連れて行くだけしか歩けませんでした。
おしっことウンチをさせるだけです。
100mも歩けなかったと思います。
それでも必ず毎日散歩には行かないといけませんから、嫌だなと思いながらも行きました。
マックスは悪くないのだ、私が良くなれば何の問題も無い散歩なんだと自分に言い聞かせました。
今思えば、歩く事はリハビリだったのです。
平衡感覚は薬を飲むだけでは良くならないのです。歩く事でふくらはぎの筋肉が脳への血流を良くして、内耳のむくみも改善していきます。動かないと治らないのです。
不思議な事に、1か月ごと症状に変化が出てほんの少しずつですが楽になりました。
散歩の距離も並行して長くなっていきました。
マックスがいなかったら果たして1人で散歩に行ったでしょうか
多分フラフラで歩けなかったと思います。
大型犬のマックスが、リードで私を引いてくれたから毎日歩けたのです。
この子が私の体調改善の手助けをしてくれたのです。
勝手な思い込みですが、こんなになる事を見越してレオがマックスを我が家に送り込んだのではと感じてます。
半年経った現在、低気圧の時に耳に違和感があり多少のふらつきもあります。まだ全快とは言えません
それでも朝と夕方に30分かけて、しっかりした足取りで散歩に行けるまで回復しました。
マックスのおかげです。
平衡失調がかなり良くなって来ました。しっかりと歩けるようになってきたので、マックスとの散歩時間が長くなりました。
今までは決まった散歩コースを歩いていましたが、気候も良いのでレオと歩いていた散歩コースにマックスを連れて行きました。
ビビリのマックスは、初めて歩く道が怖いらしく尻尾を丸めて早足になってしまいます。
リードを握ってる私も引きずられる状態になり、かなりキツイです。
引かないでと言い聞かせても、恐怖心に聞く耳もたずです。
レオは好奇心が旺盛だったので探検隊みたいに、この道はどこに繋がっているのかなと一緒に歩いて廻りました。
ビビリの性格はなかなかなおらないのだろうなぁ、怖い思いをさせるのも可哀想です。
だけど楽しい事もおしえてあげたい。マックス焦らずにゆっくりで良いから、いろんなところに行こうね。
お散歩用のカッパを買いました。
狂犬病の予防接種に動物病院に連れて行きました。
実はマックスは車が苦手です。
それはもらいに行った時に、ビビリの性格から緊張して車に酔ってしまったからです。それがトラウマになって、仔犬の時は車に乗せれませんでした。
1歳の時も行きは良かったのですが、注射を打って帰りの時に吐いてしまいました。
それでも車に乗るのは嬉しくなったみたいです。
今回もマックスは大喜びで軽やかに車に乗り込みました。
往復1時間弱の道のりをじっとしてなくて大興奮でした。
そのせいで帰宅してからは、ぐったり疲れてしまいオヤツをあげても食べませんでした。
やはり車に酔ったのかなと心配しましたが、夜ご飯は食べて元気になりました。
今度は6月にワクチンの注射です。
2歳は一番元気な年齢なのかもしれないけど、もう少し落ち着いてほしいと願っています。
今日、久しぶりに盲導犬だった🦮ラブラドールくんに会いました。
レオより毛色がホワイトに近くて、細く凛としています。
パピーウォーカーをされた方が、9歳で引退した後を引き取ってお世話をしてあります。
何頭かパピーウォーカーをされましたが、このラブラドールくんだけが盲導犬になりました。
訓練校にお返しする時に、この子は引退後引き取りたいとお願いされてたみたいです。
パピーウォーカーの時にレオとの散歩でよく一緒になりました。
レオはまだ1歳だったからパワフルの塊で、ラブラドールくんとお友達になりたいのか、猛ダッシュ、超興奮で手におえなくなっていました。
でも1歳にもなっていないラブラドールくんは、冷静でお行儀が良くじっとお座りしてレオと私が通り過ぎるのを待っていました。
やはり生まれた時から盲導犬の素質があったのでしょうね。
大型犬の寿命は、平均12歳位です。
レオは肥満だったから、最初の獣医さんに10歳まで生きれないと言われました。
頑張って12歳まで生きてくれてありがたかったです。
盲導犬だったラブラドールくんは、今15歳と3か月だそうです。トボトボですがしっかりと自分の脚で歩いていました。
盲導犬というお仕事で、ずっと歩いてきたからでしょう。まだまだ元気です。
飼い主さんも老後を一緒に過ごせてとても嬉しそうです。
家の前を何分かかけて歩いて行きます。マックスはあの頃のレオの様に大興奮で吠えまくります。
見ていて気の毒になります。
でもそんなマックスにも見向きもしないで、凛と前を見て歩く姿はすごいなと思います。
散歩に行くのをじっと見ています。