Soulmate

愛犬と過ごす日々の暮らし

父、ふたたび

あんなに病院には行かないと言い張っていた父から「病院に連れて行ってほしい」と電話がかかって来ました。

さすがに我慢の限界で、辛かったのでしょう。

すぐに病院に電話をして診察をしてもらった。
血液検査の結果、体のどこか感染症がありその菌が全身に回っていると
説明があり、即入院になってしまいました。

最初の入院から3ヶ月経っていて、
そろそろいろんな症状が現れる時期ではあります。

こんな風になって、よく思い出すのは祖母が末期癌で在宅療養をしてた頃です。
40年前の事で、今ほど在宅医療が進んでなくて、ただ和室に寝たきりで家に居ました。
祖母も父と同じで「入院はしたくない」の一点張りで、亡くなる1週間前に叔母が無理矢理入院させました。

その年の私の結婚式までは、自分で歩いて出席できたのですが、母親代わりに育てた私の結婚で安心したのか、その後から寝たきりになり、そして3ヶ月後に亡くなりました。

専業主婦だった私が、昼間だけ祖母の介護をしていました。
その時どんな介護だったのかは、今は思い出せません

コロナ禍で面会が出来なかった前回に比べると、今回は15分だけ面会が許可されています。
ベッドに横たわる父は、一気に悪くなってしまい、見てると可哀想になります。
どうにか回復して自宅に戻れる日が来るのを願っています。